コラム

「バーチャル治験」は何を解決するのか?

まずは関連記事を2つ。 【2018/03/20 ノバルティスのプレスリリース】 ノバルティス、「Science 37社」との提携を拡大しバーチャル治験プログラムを推進 | ノバルティス 患者さんが治験に登録するかどうかを決める際に直面する、移動時間の長さや病院や治験…

がんの治験情報検索

治験の被験者紹介をするサービスはたくさんあるが、なかなか検索性・網羅性・更新頻度などの面で使いづらいものが多い。 中立な情報を提供するという意味で、まずは国立がん研究センターが提供している、がん情報サービスが一番信頼がおけると思う。 ganjoho…

ファイザー社の治験実施施設

ファイザーが治験実施施設を公開中。 外資系を中心に情報公開の動きが加速していますね。 以下、ファイザー社のサイトからの引用です。 https://www.pfizer.co.jp/pfizer/development/investigator_site/ -------------------------------------------------…

臨床試験の情報公開

患者さんや臨床医師の治験情報へのアクセスの悪さは問題で、情報のマッチングの問題で、治療の1選択肢になるはずのものがならなくなってしまうから。 最近製薬会社各社のHPを見ていたら、HP上で被験者募集する方向に動いていたので、まとめ。 【国内の試験全…

なぜ日本でPRO(Patient Recruiting Optimization)が発達しないのか?

日本の治験におけるPRO(Patient Recruiting Optimization)は、ボランティア会という被験者プール形式をとることが多い。 海外だと、文字通り「被験者リクルーティング」を丸ごと受託する。 この形態である限り、PROの利用が進むことはないのではないかと思…