臨床試験の情報公開

患者さんや臨床医師の治験情報へのアクセスの悪さは問題で、情報のマッチングの問題で、治療の1選択肢になるはずのものがならなくなってしまうから。

最近製薬会社各社のHPを見ていたら、HP上で被験者募集する方向に動いていたので、まとめ。

 

【国内の試験全体】

臨床研究含めて一番情報がまとまっているのは、ここ。

rctportal.niph.go.jp

 

この臨床研究情報ポータルサイトは、3つの情報がベースになっている。

なかでも、JAPICは製薬会社主導で実施されていることがあり、一番治験の情報が豊富。日本で治験やる場合は、データベースへの登録が必要なので、どこかのサイトを見れば日本でやっている治験は見つけられる。(検索の容易さはまた別の話。)

あまり頻度の高いアクセスはよくないけど、スクレイピングすればデータ一覧も取得できる。

 

 

【製薬協 会員企業】

HP上で被験者募集しているところだけ。

パイプラインは別途記事書く予定。

 

あとは、患者会のHPなどでも治験情報は公開されてる。

先日の記事にも書いたけど、ボランティア会社の試験は、ほとんどがP1といわれる健常人向けだったりして、あまり患者向けの情報が充実していないのが現状。

実施中試験を公開して被験者募集しているところのみにしているが、おいおいパイプライン情報もまとめる予定。